チームの情報ではなくてすみません。
私的な『つぶやき』です。
子どもたちはいろいろなものに興味を持ちます。
それに伴い親である私も、自分たちがかつていたことのある世界、またはこれまでまったく知らなかった世界に足を踏み入れ、子どもと一緒にいろいろな感情や体験を共有する喜びを与えてもらっている気がしています。
息子が小さい頃、それは車や電車であり、私はすっかり『ママ鉄』になりました。
息子の関心が他に移ってからもそれは『私の世界』の一部となり、今もいろいろな電車や時刻表を見てはウキウキワクワクしています。
・・・というわけで、子どもたちの影響を受け、世界を着々と拡げてもらっている私。
息子たちが入団してからというものすっかり野球の魅力の虜となり、最近ではテレビを見るときにも、本を読むときにも、ついつい野球に関するものをチェックしてしまっています。
図書館で『ドカベン(水島新司)』の漫画を見つけ息子に勧めてみたときには、競って読み、面白かったところを一緒に話したり、気に入った台詞をまねして使ってみたり。
息子はとても気に入ってこれまでに『大甲子園(水島新司)』もあわせて全巻をなんと3回も繰り返し読んだそうです(多分またすぐに次のクールがやって来ることでしょう)。
親子で同じ話題で盛り上がる楽しさを味わっています。
そんなある日、新聞のテレビ欄で『奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~(野球編)』という番組を見つけました。
元千葉ロッテマリーンズ監督のボビーバレンタイン氏が少年野球チームに1週間のレッスンを行うという内容で、私が観たのは前後編の後編でした(前編が見たい~っ!オンデマンドで検索しても見つからず・・・。どなたかビデオを持っていらしたら教えてください!!!!!)。
バレンタイン監督は『どんなに優れた指導者でも経験を教えることはできない』と何度も言っていました。
何事に対してもそうですが、子どもたちが『経験』を通じて自分の体、そして自分の心を使ったときに湧き上がってくる嬉しさや喜び、悲しみや後悔、達成感、喪失感等々・・・そのパワーには計り知れないものがあります。
それはただ人にいわれたことを聞いただけでは得られない、その子自身の財産となります。
監督は「失敗も経験のひとつ。全力を尽くした失敗ならそれは貴重な経験になるはず」と話していました。
バレンタイン監督とのやり取りや『経験』により心を大きく動かされ、子どもたちの表情や行動がみるみる変わっていく様はとても興味深く、面白いものでした。
野球の楽しさを経験した子どもたちがいきいきと全力でプレーする姿にうれしさと頼もしさを感じました。
監督は『どんなことでも夢見てみないことにはそれをかなえることはできない』とも話していました。
どんな自分になりたいか、どんなチームにしていきたいか、それをイメージすることが始まりなのです。
とても素敵な『レッスン』でした。
7日間のレッスン最後の締めくくりは、子どもたちの親に向けたメッセージでした。
・・・長くなるので後編へ続く(^m^)
ちなみに写真は今私が図書館で借りている本の数々。
興味があって借りてきたものの、全部読めるかしら・・・。