横浜銀行カップ第3戦は神奈川県女子学童野球選抜チーム『YAMAYURI』との対戦でした。
セレクションを経て集まった選手たちは強者揃い。
そして小学校高学年は女子が男子よりひと足早くぐっと成長する時期です。
体格の面では完全に圧倒されていたフェニックス(笑)ですが、勝ちに向かっていく気持ちは負けません!
初回、先取点を取られたものの、その裏の攻撃でしっかり得点を返します。
一進一退の攻防が続く好勝負、応援団も一喜一憂の1時間半。
結局制限時間内に決着がつかず、最終回はタイブレーク方式(特別延長戦)となりました。
最後はYAMAYURIのパワフルな打撃に涙を呑んだフェニックスですが、この日の子どもたち、とってもカッコよかった!
三振をとり、それた球を体で受け止め、打たれた球をしっかり捕って・・・力を合わせて守りました。
今までに見てきたどの試合よりもすばらしい守備だった。
攻撃でもバッティングだけではなく、相手のわずかなほころびを逃すことなくチャンスに変えるランニング、よかったよ!
気持ちが崩れることなく、最後までみんなで声をかけ合い、ひとつひとつのプレーをしっかり繋いでいく姿はとても頼もしいものでした。
2年前、まだよくルールもわからない子もいてホワホワと、イライラと試合をしていたのが嘘のように、本当に大きく、たくましく成長したと思います。
・・・だから、本当に勝ってほしかった!
勝たせてあげたかった!
母たちの目にも光るものがありました。
1点を取ることの大切さ、大変さを思い知った今回の惜敗でした。
ベンチの応援団も最後まで大きな声で精一杯応援してくれました。
ボールボーイの役割も張り切って務めてくれました。
今回はベンチに入れない1、2年生も応援にきて、お兄さんたちの雄姿を胸に焼き付けました。
これからのフェニックスにとっても大切な1戦になったと思います。
試合後の反省会で、コーチからも「負けはしたが、素晴らしかった。胸を張れ!」という言葉をいただきました。
監督からは「野球に限らず自分の限界を決めるな。君たちにできることはどんどん増えているし、広がってきている。自分たちが大きな可能性を持っていることを忘れないでほしい。」というお話がありました。
悔し涙を流した子、このメンバーでの県大会はこれが最後だと感極まって涙を見せた子・・・それぞれの心に大きく響いたこの3回戦でした。
県大会ベスト16という成績、今回の闘いぶり、そして何より、一緒に闘った仲間たち。
子どもたちのこれからを支える宝物になってくれることと思います。
子どもたちをここまで育ててくださった監督始めコーチ陣の皆様、応援してくださるOBの皆様、ありがとうございました。
そして、子どもたち。
キミたちが精一杯闘う姿に、お母さんたちも大きな勇気と喜びをもらいました。
本当にありがとう。
秋もまた沢山の大会が待っています。
このメンバーで練習するのも、試合をするのも本当に残りわずかになってきました。
今回の悔しさをバネに、自分たちの力をもっとつけ、それをしっかり発揮できるよう、頑張っていこう!
追伸
気持ちが昂ぶり?今回は写真を1枚も撮れなかった・・・(TT)
ですが、県大会などではプロのカメラマンがスナップ写真を撮ってくれることがあります。
今回の会場にもいらしたようなので、そちらが届くのを楽しみにすることといたします。