お子様の活動参加を考えるとき、保護者の皆様が気になることのひとつに「お当番」があるかと思います。

 

わが二宮フェニックスでは、毎回の練習・試合の際、保護者によるお当番をお願いしています。

お当番があることを「負担」と捉えるか「楽しみ」と前向きに捉えるかは心の持ち方次第(笑)。

 

季節によりお当番の人数が変わりますので一様には言えませんが(夏場は暑さのため調子が悪くなる子も多いのでお当番を増員して対応しています)現在のところ担当回数は大体月に1回、多くて2回といったところでしょうか。

救急用品と倉庫の鍵が入ったバッグを管理することや練習中に体調が悪くなったりケガをした子どもに対応すること、試合等外部グラウンドでの活動の際に道具を運搬すること等が主な活動内容です。

 

お当番の日は、確かに時間的には拘束(・・・と捉えるかどうかも心持ち次第? ^-^;)されます。

 

ですが・・・。

片付けてしまいたい家事のあれこれができない代わりに「子どものことだけを見る時間」をもつことができます。

わが子やチームの子どもたちが練習に取り組む真剣な表情を見ることができます。

子どもたちの成長を目の当たりにし「こんなに大きくなったんだ」「こんなこともできるようになったんだ」という喜びを得ることができます。

子どもたちが普段友達とどんな風に関わっているのか、親以外の大人とどんな風に接しているのか、わが子の「家とは違う一面」を垣間見ることができます。

監督やコーチたちがどのように子どもたちを支えてくださっているかを知ることができます。

家に帰ってから、その日の練習について子どもたちと話をすることができます。

 

中学生になると、子どもたちは親からもう少し離れ、自分たちの世界を拡げていくことになります。

親の手が必要とされている今の時期に、子どもたちと同じ時間を共有することで親子の会話が増え、二度と戻らない小学生時代のキラキラした思い出が増えることは必至です。

お当番の日は、そんな宝物作りのための時間が「確保」されていると考えると素敵だと思いませんか?

 

当番を通じ、自分の子ども以外にも、長く見守り、成長を喜べる子どもが増えることも私にとっては楽しみの一つです。

いろいろな子がいて、それぞれかわいい(^-^)

 

そして・・・。

お当番の日にはグラウンドにいる保護者同士でいろいろな話をすることができます。

学校や地域のことについて情報交換したり、自分が知らなかったわが子の様子を聞いて驚いたり、喜んだり。

ときには悩みを打ち明けて少し気持ちが軽くなったり、モヤモヤを吐き出してスッキリしたり。

子どもたちが野球を通じて生涯の友を得るだろう、というのと同様、私にも悩みや喜びを共有する仲間ができました。

いずれ子どもたちがチームを巣立ち、それぞれの道へ進んだ後も、ここで共に過ごした保護者の皆さんにはきっと特別な感情を持ち続けるのだろう、と今から思います。

 

さあ、そんな素敵な「お当番のある生活」。

あなたも一緒にいかがですか?\(*^-^*)/~