ある日のこと。

息子が「お母さん、僕、将来の夢が決まったよ」と。

聞いてみると「プロ野球の選手になって活躍したら、その後フェニックスの監督になりたい」と。

そんな風に思っていたことに少し驚きました。

いつもお世話になっている監督。

その後姿を見てひそかに憧れているようです。

(息子は恥ずかしいから言わないでと言っていましたが(^m^))

 

去年の6年生(今は中学生)たちは小さい学年の子どもたちにプレーを含めいろいろなことを教えてくれました。

引退してからもグラウンドに来て一緒にプレーしたり、アドバイスをくれたり、その面倒見のよさをありがたく感じています。

そのまたもっと上の代の先輩方も時折グラウンドを訪れてくださいます。

卒団しても、野球が好き、フェニックスが好き・・・という子どもたちが多いことがとてもうれしいです。

 

今春高校を卒業したOBのお兄さんは、進路が決まった頃からグラウンドに来てコーチを務め、まさに手取り足取り野球を教えてくれたり、小さい子どもたちのいたずらにも笑顔で優しく付き合ってくれています。

どうしたらそんないい息子に育ってくれるのかと、母たちはいつも感心するばかり。

 

そして毎日仕事が忙しいのに、お休みの日にはグラウンドに来てコーチを務めてくれているお父さん方。

足や腰が痛いと言いながらも全力で子どもたちに向かってくださる姿に感謝、感謝です。

 

沢山の方々の支え、沢山の方の愛で包まれているフェニックス。

それを知ってか知らずか、グラウンドにいる子どもたちはいつも笑顔で楽しそうです。

いつか子どもたちが大きくなったとき、こんな環境で過ごさせていただいていることの幸せをしっかり感じ、周りにかえしていかれる大人になってほしいな、と思う母なのでした。